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食とあそびと昼寝とプログラミング学習

ほんとうに使える料理本

料理本は数あれど…

こんにちは。キャシーです。

わたしは共働きの両親の下で無職として暮らしているので、家族の食事は基本的にわたしが作っています。

もともと料理マンガや本を読むのが好きなのですが、写真がきれいでおしゃれなものは多くても、本当に実用的な本って少ないなと思います。

そんな中で、わたしが読んで実際に作って家族に食べてもらうなかで、これは使える!と思ったお気に入りの本をいくつか紹介したいと思います。

 

ほんとうに使える料理本

きのう何食べた? 既刊11巻

節約しつつ納得のいく食事を作りたい人におすすめ。

定番中の定番、ほんとうに使える料理漫画。弁護士で兼業主夫のシロさんが作るごはんは、ほどよくおしゃれでヘルシー、とてもおいしくて経済的です。

何度参考にしたか分からないくらい優秀な料理本です。

個人的には「他者と暮らすために相手を思いやること」もこの漫画から学ぶところが多いです。(無職の今、両親のことは、親切にも居候させてくれている他人だと思っています)

 

行正り香の自分定食

忙しい人におすすめ。

行正り香の自分定食

行正り香の自分定食

 

 著者の行正さんは元電通の社員で、激務の本業とかけもちして料理家をやっていた方です。彼女の料理本の好きなところは、ご本人もレシピも、華やかでとってもおしゃれなのに、地に足がついているところです。

たとえば彼女の本には、珍しい食材や高価な調味料は出てきません(「調味料だけはいいものを」と謳うレシピ本は数知れません)。普通のしょうゆや油を使って、自分の身体のために作る、日常のごはんが数多く学べます。

 

NHKためしてガッテン くりかえし作りたいおかずの「超」基本

自分の料理の腕に自信がない人におすすめ。

NHKためしてガッテンくり返し作りたいおかずの「超」基本 (主婦と生活生活シリーズ)

NHKためしてガッテンくり返し作りたいおかずの「超」基本 (主婦と生活生活シリーズ)

 

 ガッテン流のレシピがおいしいっていうのはインターネットではよく知られていますよね。わたしもネット上でレシピ検索するときは、まずガッテンのサイトをあたります。

この本は、肉じゃが、ハンバーグ、餃子、から揚げなどベーシックなおかずの作り方を、科学的根拠に基づいた方法でレクチャーしてくれるものです。

全行程が写真付きで紹介されているので、料理初心者におすすめなのはもちろんなのですが、毎日料理をするけどいまいち苦手な方も、自己流よりも本当においしく作れるので、ぜひ一度挑戦してみてください!

この本のレシピ通りに作った餃子とから揚げは、今まで作ったもののなかでダントツにおいしく、家での定番の作り方になりました。

 

食べようびMOOK ゆる自炊BOOK

初めてひとり暮らしをする人におすすめ。

 この本を読めば、安い食材、食材の切り方からごみの捨て方、腐りかけの野菜を食べれるかどうかの判定まで、いざ一人暮らしを始めて困る、食事回りの疑問が全て解決します。

自炊を頑張らなくっていいんだよ、無理しなくていいよ、と言ってくれるようなフランクな語り口も、初めてひとりで生活することになった人にピッタリだと思います。

 

有元葉子のシンプル和食

駐在、留学、ワーホリ、結婚などで欧米に住む予定のある人。現在住んでいる人におすすめ。

有元葉子のシンプル和食

有元葉子のシンプル和食

 

和食の本は数あれど、この本以上に「使える」和食本は数少ないと思います。

著者の有元さんは、国内外にいくつも別荘を持ち、ロンドンで和食教室を開いているそうです。そのロンドンの教室で使っている教科書がこの本だそうですが、「海外(とくに欧米)で和食を作る」ことを主眼に置いているため、現地で手に入るものだけで作れるレシピ集となっています。

わたしは実は子供のころ欧州に住んでたんですが、その時に欲しかったな~と思う料理本です。

もちろん日本に住んでいる方でも、シンプルでひとひねりのある和食が作れるのでおすすめですよ。

 

おまけ:わたしが選ばないタイプの料理本

・写真がない。

・分量があいまい。

・日常使いしない食材・調味料ばかり使っている。

・味の好みが著者と合わない。(わたしの家族は甘い味付けが苦手です。)

 

個人的には、アノニマスタジオの出している料理本はあまりわたしには向いてないと思ってます。あと暮しの手帖のレシピも、読んだり眺めたりするためのもので、実用的ではないですね。

 

こうやって列挙してみると、わたしは「ちょっとおしゃれでとても実用的」な料理本が好きみたいです。欧米の料理研究家のYouTubeも、英語の勉強のために見てるんですが、思いがけないヒントがもらえます。いつかそっちのおすすめも書いてみますね。

 

では、さようなら。