Day.39 Reliegos まで歩く
前回までのあらすじ
仕事を辞めて旅に出た。オーストラリアを見て回ったのちカミーノ・デ・サンティアゴを歩く。
Saint-Jean-Pied-de-Port → Roncesvalles → Espinal → Ilarratz → Pamplona → Uterga → Cirauqui → Villamayor de Monjardín → Sansol → Viana → Logroño → Nájera → Grañón → Tosantos → Agés → Burgos → Hontanas → Itero de la Vega → Carrión de los Condes → Terradillos de los Templarios → Bercianos del Real Camino → いまここ
行動記録
朝
6時くらいに目が覚める。6時半から朝ごはんなのでちょうどいい。身支度して宿のご飯を食べる。例によって写真撮り忘れた。
出発
そこそこ早く出かけたので朝日が昇るのを見られた。
1人で歩きながら考えていたのは、ここ数日の私は日本でこのブログを読んでいる友人知人にウケようとして逆張り野郎になっているのでは?ということ。巡礼などという酔狂なことをしている変人なのに他の巡礼者との距離を置いたり
感動的なイベントを避けるのは変なのかも。
ただ、ほとんどの巡礼者が白人なので、アジア人であるところの私は自分が透明な存在として扱われているとどうしても感じる。それはデンマーク人のMちゃんと一緒にいるとより強く感じる。白人のMちゃんはただ座っているだけでマジで色んな人から声をかけられていて、一緒にいる私は名前どころかどこから来たのかさえ聞かれない。目も合わない。英語が分かるとすら思われてないこともある。ファッキンレイシストだと割り切るべきなのかもしれないけど傷つくことは傷つく。自分がもっと英語がうまくて面白くて若くて魅力的だったらこんな目に合わなかったのかなとどうしても思っちゃう。
一方でアジア人(95%韓国人)は英語でしか会話できなくても私にはフレンドリーだが、Mちゃんのことは目に入ってないのか?と思うときもある。自分の人種ではない人は自分に関係ない人に見えるのかな。(勿論アジア人はここではマイノリティなので白人によるアジア人への態度と単純に同じものとは言えないと思うが)
うーん、結局私は何が言いたいんだろう。すべてウジウジ生きている人間による、しょうもない自己弁護のようにも聞こえるな。
休憩
隣の村のバルで休憩。めっちゃ混んでいるバルで何事かと思ったが、メニューが妙に豪華で私もたくさん頼んでしまった。
ラタトゥイユ的なものがかかった巨大トルティージャとチーズケーキ、オレンジジュースを頼んだら15ユーロになっちゃった。豪華なだけあって高い。高いけど量が多いしうまい。一緒にいたMちゃんもトルティージャとスムージーを頼んでいた。
でもこのあと3時間ほど歩き続けることになるため、ここでたくさん食べておいてよかったと後で思うのであった。
再出発
Mちゃんと一緒に再度歩き始める。Mちゃんは20歳でひとりカミーノに旅立つような飄々とした子だし、先述の通りいろんな人に声をかけられている様子だけど、でもここ数日私と顔を合わせることが多く、見知った相手なので安心するとのこと。
Mちゃんは、30日ちょっとしたあとどうせもう会わなくなるのに誰かと仲良くなる意味あるのかな、と言っていて、私も同じ気持ちだ。
デンマーク人はどちらかというと知らない人とすぐに打ち解けるのが苦手な人が多いらしい。でも私たちは不思議と気が合うので、レオンで一緒に寿司を食べようと連絡先を交換した。
途中で台湾人のCちゃんとも合流したのでしばらく3人で歩く。不思議だな、Hontanasの小さなホステルでたまたま会った3人との関係がこんなに何日も続くことが。
Cちゃんは昨日私が流したプレイリストが気に入ったらしく、リンクを送ってと言われ彼女とも連絡先を交換した。
村上春樹のJさんとは1週間くらい毎日同じ宿に泊まっていて友達になりかけてたけど、もう何日も会っていないし結局アメリカの若い白人男性なのでバイブスが合わない感じだった。勿論連絡先も知らない。多分またどこかで会うと思うけど、最後までそんなに親しくならない気がする。
友人は得難きものだけど、良き友人はより得難いね。
晩ごはん
今日の宿はビーガンのご飯の宿で、レビューでの評価がかなり美味しそうなので期待が高まる。
米にスープをかけたものなんだけどめっちゃ美味しくておかわりして食べた。いま写真見ててもお腹が減る。サフラン、ひよこ豆、生姜などが入っているとのこと。
デザートもバナナとオレンジで健康的。
宿のわんちゃんはめちゃくちゃデカくてフレンドリーでひたすらかわいかった。私の足の上で寝ている様子。