Day.32 Agésまで歩く
前回までのあらすじ
仕事を辞めて旅に出た。オーストラリアを見て回ったのちカミーノ・デ・サンティアゴを歩く。
Saint-Jean-Pied-de-Port → Roncesvalles → Espinal → Ilarratz → Pamplona → Uterga → Cirauqui → Villamayor de Monjardín → Sansol → Viana → Logroño → Nájera → Grañón → Tosantos → いまここ
行動記録
朝
なんか宿のパンみたいなのとコーヒーを飲んでほとんど誰とも喋らずに即歩き始めた。





歩きながらずーっと考えていたのは、私は礼儀正しい通行人同士としてしか他人と関わりたくないと思ってきたということだ。
英語だから会話が続かないとか思っていたけど、日本語でも同じくらい会話は続かないや。本質的に自分にしか関心がなく、他人に対しては礼儀正しくさえあればいいくらいにしか思っていないからなんだろうな。他人の本当の感情を知りたくないし、自分の感情も知られたくない。
巡礼の最初の頃楽しかったのは礼儀正しい他人モードが通用したからだろうな。 ペースを上げてから毎日同じような人と同じ宿に泊まるようになったが、私以外の人たちは順調に仲良くなっているように見える。みなさんとても人間活動がお上手でなによりですね。
宿

今日は予約不可の巡礼者用宿だけどとてもきれいな4人部屋。スペイン人の顔見知りのJさんと一緒になった。もう2人はおそらく夫婦と思われるスペイン人の男女で、おそろしく静かな人々。
いろいろ考えていてなんか非常に辛い1日だった。 以前見た『STUTZ』という映画でジョナ・ヒルがお兄さんが自死された、人生最悪の日に撮ったという自分の写真が公開されていて、未来に客観的に見ると最悪の日もまた人生の瞬間に過ぎない的な話をされていたように記憶している。 なので私も自撮りしてみた。これが人生最悪の日の私でした。
