Eat, Play, Nap and Code

食とあそびと昼寝とプログラミング学習

はじめてのLT会 Vol.6で登壇してみた感想

はじめに

去る2021年1月23日(土)に、所属するフィヨルドブートキャンプでLTイベントがありました。 初めて登壇者として参加したので、準備と感想について書いてみようと思います。

もくじ

登壇を決めたきっかけ

LT発表はフィヨルド内外でも何度か拝聴していて、どういうものかというイメージはありましたが、年末にLTの登壇者募集を見かけた段階では、「準備大変そうだし、自分にはまだ発表できることなんかないな〜」という感じでした。

ですが年が明け、開催日が近付く中、オーガナイザーの方からまだ登壇者が足りていないという呼びかけがあり、何名かの方が参加を表明されていました。

みんな意欲的ですごい!新年だし自分もがんばろう!という気持ちになり、登壇することに決めてしまいました。

準備について

話す内容

勢いで決めたはいいものの、何を話したいかは特に決めていませんでした。

そして私はスキル向上や就活でのアピールのことだけを考え登壇を決めていましたが、アドバイザーの方が「一回一回の登壇に真剣に向き合うことで良い発表ができる」と仰っていて、自分の軽薄さが恥ずかしくなりました。

そこで、自分は誰に聞いてほしいんだろう?その人に今の自分ができる最良のアドバイスは何だろう?と時間をかけて考えました。

けっこうな時間をかけて考えたのですが、聞いて欲しいのは「フィヨルドブートキャンプを始めたばかりで心が折れそうな人」だと結論付けました。

というのも、自分は4ヶ月学習を続け、プラクティス自体は難易度が上がっているはずなのに、毎日の学習が最初の頃よりもラクに感じるようになっているからです。

これは何故かというと、質問や英語やコミュニケーションといったプログラミングそのものではない(しかし学習から切っても切り離せない)困難を克服(?)して、純粋にプラクティスだけに集中できるようになったからだと思いました。

よって、「伝えたい人」が明確になったことで、自ずと「伝えたいこと」も決まったという感じです。

スライド作り

私の場合は、まず上記の内容でブログ記事を書いて、それをスライドに作り替えました。

スライド作り→SpeakerDeckにアップロードする流れは、フィヨルドブートキャンプの先輩である、ますやまさんのブログをほぼ100%参考にしました。

masuyama13.hatenablog.com

スライドの推敲

なんとなく形にはなったものの、実際に発表練習をしてみると、5分の予定が9分も話していました!

内容が詰まってて9分なら問題ないのですが、うすい&つまらない話をダラダラ話していることが気になりました。

他の方のスライドからいいところを学ぼう!と思い、フィヨルドブートキャンプ生のブログを漁り、LTのスライドを研究しました(下のツイートはRails Girlsでのべこさんのスライド)。

研究して気づいたのは、自分のスライドは人に伝えることよりも、自分(とスライド)を立派に見せようという欲が前に出ていて、その欲の分だけダラダラしているのだということ!!

発表の本質と関係のないスライドや説明を何枚か消し、6分くらいまで縮めることができました。

発表練習

通し練習はおそらく15~20回くらいしたと思います…。

おそらくフィヨルドブートキャンプのLT会でそんなにやる必要はないと思いますが、きっちり5分で話そうという裏目標を途中から決めたので、要点を残しつつ短くするためにこれくらいは必要でした。

何で5分にこだわっていたのかというと、「自分はまだ発表が下手だから、下手な人の話は短い方が聞く人に親切だろう」と、「5分という目標は、いい発表をして人を感動させたい、などの目標よりも 実現可能だろう」と思ったからです。

練習はKeynoteの再生→スライドショーを記録で時間を計りながら録音して行いました。

こちらのKeynoteを使っての練習についても、先輩のikuma-tさんのブログ記事を参考にしました。

ikmbear.hatenablog.com

もとがブログの文章なので、原稿を自然な話し言葉に直す作業も並行して行いました。

あと、目で読むと変じゃないけど、耳で聞くと誤解を生みそうな表現も直しました。

(「今月になってようやくできるようになりました」のあとに、「要約すると〜です」が続いている箇所の「要約」を「まとめると」に直したり)

機材調達

今までオンラインイベントに参加する際、マイクなどを使ってこなかったのですが、登壇者だし動画に残るので、ヘッドセットを準備することにしました。

note.com

こちらの記事を参考に、ゼンハイザーのヘッドセットを調達しました。

Bluetoothだと遅延や充電忘れが怖かったので有線にしました。

音のトラブルもなく、メガネをかけていても使いごごちも悪くないのでおすすめです。

リハーサル

オーガナイザーのYusukeさんのご厚意で、前日にRemoを使って画面共有をしつつ発表を通しで聞いていただくことができました。

リハーサルで他の方の意見を聞けたことで、自分の発表がどう受け止められるかを知ることができ、自分の意図とは違う風に受け止められるかもしれない箇所を本番前までに修正できました。

なので、第三者に事前に聞いてもらうのはとても大事だと思いました!

本番

照明を確認

普段は天井の照明が後ろに入る位置に机を置いているんですが、カメラにうつったとき眩しいかもしれないので照明の真下に段ボールを置いて机代わりにしていました。

この場所は本棚の前なので、本棚に反応してくれる人がいてアイスブレーク的にもよかったかもです笑。

いざ発表

LT会の雰囲気が和やかなのと練習を繰り返したおかげで、あまり緊張せずに話せました。

フィヨルドブートキャンプのオンラインイベントは、システムトラブルのときもまったりしている(以前のミートアップで音声が途切れてガサガサになった人も「カッコいい声ですね」と言われていた)ので、発表内容だけに集中することができたことも大きいです。

スライドの操作については、Keynote Remoteを使ってiPhoneにスライドを同期し、iPhone側に原稿を表示してスライドもiPhoneからめくるようにしました。

リハーサルのときは急にiPhone側でWifiが切れて共有画面にしたスライドが真っ黒になったりしてしまったので、これ以外の良い方法があったら知りたい…

support.apple.com

本番を終えて

感想

リアルタイムのSlackでも、その後のtwitter、日報、フィードバックでもものすごく褒めてもらった(今までの人生で1番褒められたかも😇)ので、やってよかったという気持ちしかないです!

発表翌日にSakiさんが感想ブログをあげてくださり、私の発表部分にもたくさん共感してくださっていて泣きました😭

saki-htr.hatenablog.com

また、自分の発表内容を聞いて、英語でのツイートを始めたという方がTL上に2人もいらっしゃって、行動力に尊敬の念を抱いたのと、私の発表ちゃんと伝わったんだ〜!という感動が湧いてきました。

こういうモチベーションが高い人たちに、自分の考えていることを聞いてもらえる機会ってなかなかないです!なので、話を聞いていただけただけでとてもありがたいな〜という気持ちです。

改善点

概ね満足しているんですが、他の方の発表を聞く姿勢含め、次回から改善しようと思った点です。

  • もっと積極的に質問すべきだった。

➡︎登壇してみて実感したんですが、質問されるととても嬉しいものです。 自分の発表が終わったら完全に脱力モードになってしまい、質問ができなかったのはよくなかったです。

  • もっとスライドのデザインを工夫すべきだった。

➡︎他の方のスライドは色、図、デザインなどに凝っていて、見やすかったです。 自分はほとんどテンプレート通りに使っただけで、スライドそのものには気を使わなかったので、もう少し見やすくする工夫もできたと思いました。

  • LT準備に時間をかけすぎてRubyの書き方を忘れた。

➡︎これはダメですね…次にやる方はうまいこと並行作業してください…